今や石油製品として出回っていたものがCBD製品に置き換えられ、より安全に使用できるものとなっています。
CBDの食用品も、急成長している業界です。
そして今年初めのFarm Bill法案の成立により、アメリカ産のCBDを豊富に含む大麻の栽培や調達はかつてないほど容易になりました。
CBDへの関心が高まったことにより、この大麻化合物の研究は急ピッチで進められていますが、消費者への情報提供が遅れているのは確かな事実。
そこで今回は、一番聞いたいCBDについての質問を研究者の意見を踏まえてお伝えします。
歴史的に、規制されてきた大麻は、植物とその構成要素についての研究を行うことを困難にしてきました。 その結果、CBDのようなカンナビノイド分子の科学的研究はほとんどされてこなかったため、今大急ぎで行われています。
研究者が、この分子とカンナビノイドが人間の健康に与えるメリットや可能性について出した答えがここにあります。
CBDの正しい投与量は?
適切な投与量の詳細は、各製品の説明書や製品自体に記載されています。
製品によって差があるのは、CBD濃度の違いや使用者の体重や身長によって効果に大きな違いが生じるためです。
CBD研究の初期段階では、どの用量のCBDがどのような条件に適しているかに関するデータがあまりありませんでした。
CBDは不安症状の緩和から睡眠の補助としての効果まで、幅広い用途に使用できることが示唆されていますが、どの症状に対してどのくらいのCBDが適量なのか解明されていませんでした。
多くの消費者がCBDによる有益な効果を報告していますが、信頼できる投与情報がないことが不安要素だったのです。
現在は大分研究も進み、ある程度どのブランドも疾患に対して適量を示せるようになってきました。
今年中には医療機関または国の保険機構などによって信頼できる投与量が発表される見込みです。
CBDは摂取方法によってどう違うの?
CBD濃縮物(リキッドなど)を気化させる方法や、舌下で摂取するオイル、CBDが含まれた食品、局所用の軟膏まで、CBDをためのたくさんの方法があります。
しかし、これらすべての選択肢がすべての疾患に対して同等の効果を発揮する訳ではありません。
それは、単に投薬することが身体に影響を与えるのではなく、どのように体内へ導入されるかも効果に影響するのです。
CBDの有効量の研究が必要なのと同じ様に、摂取方法がCBDの効果にどのように影響するかを使用者もきちんと理解する必要があります。
投与量については個人の体質や体格によって異なるため、本人以外には答えがわからないところがありますが、摂取方法による効き目の違いは、ほとんど解明されている状況です。
現在不足しているこの問題について、私自身の体験も含めながら新たな研究結果を随時このブログ内でご紹介しておりますので、ぜひチェックして参考にしてみてくださいね。
CBDは他の大麻化合物とどのように作用するの?
CBDは、大麻によって生産される数十種類のカンナビノイドのうちの1つにすぎません。
それにはTHCのような有名な成分から、CBGのようにあまり知られていないカンナビノイドも含まれます。
これらのカンナビノイドは、大麻の性質にも影響を及ぼし、また、テルペンのような化合物も大麻に含まれています。
これらの化合物が協調して作用することによる影響は様々で、大麻化合物が互いの効果を尊重し合いながらさらなる効果を発揮することはアントラージュ効果として知られています。
その中でも一番明らかになっているのは、CBDの存在がTHCの精神活性を和らげることができるということ。
また、知人からは「CBDを多めに摂ると、THCの効果を緩やかに長続きさせてくれる」という意見も!
CBDが他のカンナビノイドとどのように相互作用するかについて、近々発表されるのは確かですが、こちらも個人の体調によって効果が違う可能性があるため、一番確実なのは自分自身で試してみることでしょう。
CBDに関する現在の研究の多くは、単独でCBDを研究しているということもあり、他のカンナビノイドとの相互作用についてはさらに時間がかかるのです。
一方、ナチュラルな成分である他のカンナビノイドと一緒に、CBDの効果を得られるフルスペクトラム製品は、消費者の間でますます人気が高まっています。
他の分子がCBDの作用にどのように影響を与える可能性があるのかを理解していなければ、予測も治療も難しくなってきます。
公開されている研究結果を自分で調べ、理解してから使用することをお勧めします♫
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