海外での研究は最近になって急速に進歩!新しい研究では、どのタイプの大麻が自分に最も適しているかを追求しています。
大麻は不安を和らげるのに効果的であることが研究によって示唆されていますが、摂取量や方法、成分の比率が合わないと、悪化させてしまいます。
今回は自分にあった品種の見つけ方と効果の仕組みを解説します。
人それぞれの大麻の効果
大麻の主成分であるTHCと、副次的有効成分であるCBDが低用量だと抗不安作用を発揮しますが、高用量では悪化させてしまいます。
さらに、さまざまな種類の大麻は化学組成とその効果が多様であるため、使用する人によって不安を増したり減らしたりするのです。
カナダのブリティッシュコロンビア州にあるWhistler Therapeuticsの研究者たちは、不安を和らげるのによく適している大麻の化学構造を調べることで、それぞれにあった品種の見つけ方を確立させることを目指しています。
昨年の10月に発表された研究は、どの菌株がどの条件に最も適しているかという複雑な問題に取り組んでいます。
抗不安効果のある大麻品種
不安を効果的に治療することができるケモタイプ(カンナビノイドとテルペンの混合率)を見つけることを目的とし、この研究では最初に特定の品種が不安の減少とどう関連しているかを調べました。
Whistler Therapeuticsの共同創設者兼創薬責任者であるDaniel Lantelaは、次のように説明しています。
「どの系統が好きか嫌いかを患者に尋ねることによって、我々は彼らの選択をケモタイプと相関させることができました。」
この情報を集めるために、研究者らは1つの調剤薬局を通して、そこで販売された特定の菌株についての患者442人を調査。
回答者は最も効果的なものと効果的でないものを評価するよう求められました。
<<不安を和らげるための4つの最高評価株>>
<<最低評価株>>
・Blueberry Lambsbread
次に研究者は、最も効果的な株と最も効果的でない株の間のパターンについて分析しています。
この分析で、最も効果的な株の高THCおよびテルペントランスネロリドールのパターンが解明されました。
4つのうち3つは高レベルのネロリドール、b-カリオフィレン、D-リモネンと同様のケモタイプを共有し、中央アジアのクシュ山脈で見つかったランドレース系統からの遺伝学を含む品種でした。
ハーブに詳しい方はご存知だと思いますがトランスネロリドールは、ジャスミン、ティーツリー、レモングラスなどの多くの強力な芳香化合物に含まれている成分で、フルーティーな柑橘類、りんご、バラの落ち着いた微妙な花の香りを持ち、鎮静効果を生み出すとものです。
回答者はChocolopeが最も効果が低いと評価しました。
Chocolopeは、テルピノレンがを多く含むことが特徴となっており、それが不安を和らげることができなかった原因かもしれないと語っています。
Jack Hererのような他のsativa品種も同様にテルピノレンに富んでいるので要注意です。
ユーカリ、g-テルピネン、α-フェランドレン、3-カレン、サビネン水和物のような他のテルペンは、抗不安効果の減少と関連していましたが、それらのどれが不安にどのように影響するかは明らかにはなっていないようです。
医療に関する調査は、プラセボ効果や同様の要因を制御できないため、信頼できないことで有名です。
ブラセボでは、患者が他の人が効果があると言うのを聞いただけで、そう思い込み症状緩和に影響を与えてしまう可能性があり、さらに、植物という理由で課税も難しく、市販薬ほど高く売ることができないため、たとえ効果があったとしても医療業界に有益でない情報や結果は公開されないという事実まであります。
「結局、研究者は対照研究においてテルペンプロファイルをより深く調べ始めるべきです」とLantelaは説明します。 「カンナビノイドとテルペン濃度を変えて研究をすることが、非常に重要です。」
抗不安ケモタイプを見つけるにはさらに研究が必要ですが、この調査ベースの研究が主流となり、今まさにもっと詳しく効果の詳細が解明され始めているところです。
患者はディスペンサリーに行き、店員さんにテルペン含有量を聞くだけで、その数時間後には快適な生活が始められます。
違法な国では、いまだに抗不安薬の副作用に苦しみ、短期的な症状緩和しか見込めないという状況が続いています。
この差は、ただの情報操作による先入観が原因になっているだけなのです。
それでも、植え付けられた固定観念を柔軟にするのはとてもむずかしいもの。
副作用のないCBDなら、抵抗なく始められる人も多いようです。
私自身、十数年悩んできた不眠と不安から解放され、お肌の質感も変わり、透明感が出てきました!
試した方からも、92歳の方の腰痛が改善され自転車に乗れるようになったり、不眠や痛みが解消されたという嬉しい報告を続々といただいています。
THCと併用できればもっと効くというのが悔しいところ(笑)
もっと頑張って広めて行きたいですね!
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