Whole Foods MarketのCEOが先週、大麻規制を注意深く見守っていると述べ、大麻製品はいつか食料品の棚に並ぶ可能性があることを示唆しました。
テキサス州トリビューン主催のイベントで、「大麻がテキサス州を通過できるようになった今、食料品店でも販売される可能性が高い」と述べたのです。
スーパーマーケットで本当に大麻製品を販売できるのか、大麻規制の現状も踏まえてご紹介します。
CEOは、CBDについては特に述べておらず、イベントの司会者が、「まずは、ハッピーブラウニーやTHC飲料の取り扱いから始めるのですか?」と尋ねたところ、
「THCを注入したココナッツオイルを再利用可能なエコバッグに入れてください。」と、答えていたようです。
アメリカンジョークは多少伝えにくいところもあるので、こちらの動画をご覧ください(笑)
Whole Foodsで大麻由来製品を販売するには?
多くの準備が必要にはなるでしょうが、今の海外の大麻規制を見ても販売開始は時間の問題と言えるでしょう。
まず、テキサスを見てみましょう。
現在、テキサス州で合法的な唯一の大麻製品は、難治性てんかんを持ち、申請し登録されている患者のための低THC、高CBD濃縮物のみです。
麻由来のCBDを含む他のすべてのものが禁止されています。
しかし、州議会が隔年で開催されていることから、嗜好用大麻製品の合法化は少なくとも2年先には実現すると見られています。
現在、嗜好用大麻を許可しているのは、10の州とワシントンDCがです。
しかしそれでも、市場は非常に厳しく規制されているため、Whole Foodsによる派手な参入は今のところは様子見のようです。
メイン州、バーモント州、ミシガン州の3州とDCは、まだ合法的な販売を許可していません。
そして他の国々では、州の規制当局による、IDチェックや店内セキュリティまで、あらゆるものに厳しい制限を設けています。
子供たちもWhole Foodsに入れることもクリアしなければならない問題の一つですね。
アメリカの大多数の州が依然として食料品店での酒類販売を禁止していることも注目に値します。
大麻は一般的にアルコールよりもはるかに危険性が低いと考えられ、研究結果が出ているにも関わらず、社会的に許容されていない部分もまだあるのです。
変化がやってくる
現在、食料品店で大麻を販売することを許可している法的州はありませんが、同等の取り決めを検討している国もあります。
たとえば、ニューヨークでは、近日中に議会が合法化を決議する可能性があるため、店の棚にプレロール広告を出す取り決めをしたりと、積極的に取り組んでいます。
大麻業界の連邦法の禁止はついに終わりに近づいているかもしれません。
少なくとも大麻を合法化した州では、法案の決議によって大麻が規制物質法から削除され、こういった動きが、食料品店を含む、新しい業界でのビジネスチャンスを増やしていくことになります。
CEOが検討しているのなら、大麻はWhole Foodsで数年以内に確実に販売されるでしょう。
細かい規制がまた必要になりますが、そこだけをクリアすれば多額の収入が得られるとあっては見逃す手はないという考えのようです。
時代が変われば、新しい取り決めや見直し、改正が必要になるのは当然のこと。
その時々に合った柔軟な考えこそが、新しい時代を築くきっかけとなるのです。
後進国となってしまった日本も、早く重い腰をあげてくれることを願っています☆
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