ワシントンDC・アラバマ州で行われた研究では、社会的支援が減少している中、CBD投与により難治性てんかん患者が減少したと報告されています。
1年という長期的な歳月をかけ、調査した結果とCBDの可能性についてお伝えします。
ヘンダーソン州立大学(アーカンソー州)の社会学教授であるバーバラ・ハンセンの主任研究員は、CBDが要因であるとはっきり語っています。
難治性てんかんは「患者の発作が治療によってコントロールできなくなる発作性疾患」のこと。この発作は、「難治性」または「制御不能」とも呼ばれます。
2015年4月、アラバマ大学バーミンガム校の研究者が、オープンラベル研究に参加し、100 mg / ml のCBD溶液を62人に配布しました。
参加者は、1日2回スプーンを使って、体重1kgあたり5mgの溶液の初期用量を服用。患者は、2週間ごとに5 mgずつ、1 kgあたり最大50 mgまで1日量を増やすことができるように決めました。
彼らは2つの定量的心理社会的調査 - 対人支援評価リスト(ISEL)とストレスフルイベントインデックス(SEI)、さらに0(「悪い」)から1(「良い」)の範囲で全体的な健康状態を自己評価するよう依頼しました。
1年後、参加者の77.4%が気分が良いと報告したのです。
多くの参加者が、年間を通して社会的支援の減少とストレスの多い生活をしているにもかかわらず、良い気分の増加が生じたという結果になりました。
参加者は全体のISELスコアが平均で2.3ポイント低下し(33.9→31.6)、0.86少ないストレス値(1.82→0.95)を報告しています。
研究者らは2015年4月1日から2017年6月1日までの間にアラバマバーミンガムとアラバマ医療センターから収集したデータを会議で発表し、『このアラバマプロジェクトは続けていく。』と発言。研究者は、ISELとSEIの特定の要因を追求することを計画しており、そのどちらにもCBDが有効である可能性が大いにあるとしています。
医療大麻というくくりがない日本では、CBDは誰でも容易に手に入る状況です。ということは、今のことろ『処方箋のいらないお薬』ということになりますね。
診察を待つことも、調剤薬局へ行く手間もかからない今一番身近で効果的な治療薬であり、セルフケアアイテムなのです!
0コメント