なぜもっと多くの医師が大麻製品を処方しないのか?

民間で薬用大麻に対する支持が勢いを増している今でも、患者に大麻を勧めることを躊躇する医師がいます。

それは支持すべきデータと臨床試験の欠如から生じているという主張もありますが、大麻の臨床使用を支持するのに十分な情報は、本当に揃っていないのでしょうか?

なぜ多くの医師が大麻の処方を躊躇するのか、本当の要因を考えてみましょう。


1、多くの健康上のメリットに関して利用できるようになる科学研究結果の不足には、大麻に対しての規制から研究が困難だという理由があります。


2、大麻が治療に効果がない、または効果があっても副作用がある可能性が結果から示唆された場合、その臨床症状に対して大麻を使用することを支持するのは困難です。


3、最後に、発表された報告ごとの大麻の効果の不一致が、一貫した治療効果に対する信頼を低下させます。

こういった問題が生じる理由を詳しく解説します!


なぜ大麻の科学的研究が少ないのか?

臨床大麻研究不足の理由は、麻薬取締局が大麻をスケジュールIに分類しているからです。

この分類は、大麻の研究方法や研究に費やすことができる資源の使用を規制しています。


この分類に関する定義では、「現在認められていない薬の使用」で研究するための資金調達は非常に困難です。

ほとんどの科学者は助成金で暮らしているため、米国政府が唯一の科学資金の源なのです。

したがって、政府が薬用大麻研究への資金提供に抵抗がある場合、それが大きく影響してきます。

本当に研究できないのか?

結局現状では、学術機関での研究に対する連邦政府制限のために、民間企業で、看護師または医師の支援を得ながら、自らデータを収集しています。

収集されたデータは、自社製品治療効果最適化するために使用され、その多様性が明らかになり、多くの有用な結果が得られています。


こういった企業は、学術機関で要求されるのと同じ機関審査委員会を通じて承認を得ているわけではないので、結果を一般に公開されている報告書などに掲載することができません。

結果の妥当性について、法的機関と同じ精査を受けていないということです。

ですが、この個人的に収集された臨床データの膨大な量は、おそらく医療業界を変革するほどの重要な情報源となるでしょう。


なぜ大麻の有効性が研究間で矛盾するのか


まず、消費者が利用できるものと同じ大麻を、臨床試験のため入手することは容易ではありません。

系統的に異なる大麻の菌株や製品を試験することができないということが、臨床研究で大麻患者の後押しをできない理由になっています。


ミシシッピ大学は、研究目的で大麻生産ができる唯一の認可施設です。

しかし、彼らが入手できる大麻は1種類のみで、通常使用されている大麻と外観匂い似ていないと主張する研究者もいます。かびが生えている可能性もあるとのこと。


特定の1つの地域で育てられた、1つの大麻株の健康上のメリットを研究するなら、それで良いかもしれません。

でも、大麻にはかなり多くの種類があり、今でも個人単位の改良によってその種類は増え続けています。

そのため症状ごとに、消費するべき大麻種類投与経路はもちろんのこと、使用頻度用量には幅広い範囲があり、医師の処方が制限されている今、さまざまな大麻から抽出される成分が、自分の症状にどのように影響するか各自調査することが必要になってきます。


大麻に副作用があるという報告がある一方で、安全だと主張する報告もあるのはなぜ?


げっ歯類人間には、THC過剰摂取すると急性不安パラノイア、さらには精神病も引き起こす可能性があります。

ただし、これはCBDがほとんど含まれない高THC製品で発生する症状です。

現状、個人間で開発されるほとんどの大麻株のTHCレベルが過去20年間で劇的に増加しています。

無知な人がこういった大麻を使用する場合は、危険を伴いますが、多くの大麻患者は大量に高用量のTHCを消費することはありません。

代わりに、彼らはよりバランスの取れたTHC:CBDまたはCBDに富んだ製品を治療のために使っています。

研究ごとに使用する大麻も違い、大麻ごとにそのTHCCBDレベル異なるため、研究結果にもが生じるということなのです。


また、CBD単独の製品は副作用最小限だとされています。

小児てんかん性障害におけるCBD治療の著名な臨床試験では、下痢疲労、眠気などの副作用が報告されていますが、その影響はFDAも承認した市販薬を販売できる範囲ですし、本当にCBDが直接影響して副作用を引き起こしているのかは、不明です。

臨床試験では、倫理的な懸念から、患者は処方された抗てんかん薬を服用し続けた状態で実験がされていました。

そのため、副作用は薬物相互作用によるものであり、CBD単独による影響ではない可能性があります。 

しかし、現時点では、研究制限のせいでこれ以上詳しく知ることができなくなっています。


使用者の責任

こういった理由から、公的医療機関で、大麻やCBDなどを処方することが難しい医師に変わって、公表された報告書が有効であることを確認判断することは患者自身の責任です。

治療が本当に効果的であることを安全に確認するために、同じ疾患を持つ患者に助言を求めたり、販売業者に問い合わせ、原料について尋ねてみるべきです。

海外の企業ごとの研究結果や参考文献も、調べれば容易に入手できます。


私の場合は、自分の体で実験をしながら一番合うものを探し出しました。ときには何の効果もなかったり、摂りすぎて極度の眠気に襲われたりしたとこもありました。

ですが、重度の不眠症痛み不安障害も改善された今では『良い勉強になった』と思っています。

抗生物質のように死に至る危険性は全くないので、知らない製品を使うことにも特に抵抗はありませんでした。

情報捜査されるくらいなら、自分で調べ精査して確かな情報を手に入れる方がよっぽど安全だと私は思います。

real cannabis magazine

日本でも合法扱いとなっている医療大麻CBD。リラックス作用はもちろん、てんかんの治療、抗がん作用まであるカンナビジオール。 海外での評価は大変高くポピュラーですが、日本での認知はまだまだというのが現状。そのCBDの効果や成分について、海外事情も含め最新ニュースをご紹介していきます。shopリニューアル中。Kanaway CBD製品を購入希望の際はcarine.tamaki@gmail.comまで

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