大麻が禁止になった本当の理由

大麻がダメになったのはなぜ?

ほんの60年前までは、大麻は日本中で栽培されていました。

本当に「麻薬」だから禁止になったのか、国の権力で規制され始めただけなのか。日本国内での研究はされているのかどうかなど、ネット上にはいろんな意見が飛び交ってる状態。

今回のブログでは、そんな疑問の真相を明らかにしたいと思います。


大麻が禁止なワケ

つい最近まで大麻は自生していましたし、今でもあるとこるには普通に生えている様子。元はと言えば、ただの雑草だったのですから。

それがなぜ、規制され始めたのか真実はこうです。

その用途は実に多く、繊維(神社のしめ縄や衣服)、絞った油は燃料にもなり、実は食用(七味唐辛子や鳥の餌にも)にも使われており、繊維を発酵させれば黄金色の染料になります。

育てるのも簡単で用途が多い大麻は、『低コストでいろんな素材になる』ため、戦後間も無くGHQの方針で禁止されたまま現在に至ります。

その理由は、『石油製品と競合するから』。石油でできることは、全て大麻草でできてしまうのです。そうなると石油製品が売れなくなりますよね?

表向きには麻薬とされていますが、ちゃんと調べれば真の理由は違うものです。

「正しさ」の裏には権力者の都合があるだけ。

海外が合法化した途端に、大麻ビジネスや税収があからさまに伸びているのが答えです。


『体に悪い』と思い込ませた

国が禁止して麻薬として指定するためにも、国民に『体に悪い』と思わせる必要があったのです。現に大麻使用者は全く体に悪影響がないため、そのように感じていないのです。

例えば、ラッパーの「YTR★(YOU THE ROCK★)」さんは、以前に大麻取締法違反で逮捕されましたが、その際の法廷での会話がこちらです。

検察官「なぜ法律で大麻所持を禁止しているか、わかりますよね?」

Y「わかりません」

検察官「・・・・わからないんですか?」

Y「えーと、あ、悪い人にお金がいくから」

検察官「いや、そういうことじゃなくてね。法律で禁じているのは身体に悪いからでしょう」

Y「それは知りませんでした」

検察官「・・・・えっ?」

裁判官「それは『当時』じゃなくて、『今でもそう思ってる』ってこと?」

Y「はい」

検察官「大麻は体に悪いんですよ!」

Y「そうなんですか?」

他にも大麻で捕まった人が同じ質問をされても、こうなるでしょう。

この時の検察官に「具体的にどう体に悪いんですか?」と逆に聞けば、検察官を黙らせることは容易だったかもしれません。

というか体に悪いだけで大麻で捕まるならタバコ吸ってる人は全員懲役何年付くんですかねぇ。という意見がほとんどです。(出典:大麻(マリファナ)はなぜ日本だけで厳しく取り締まられるのか?

多数の研究結果から見ても、アルコールやタバコよりも大麻の方が安全ですし、体に害のないことがわかっているにも関わらず、それをひた隠しにする日本政府。

ここまで解禁の波が押し寄せてきてしまった今年になって、『政府は嘘つき』とバレてしまったようなもの。

アルコール中毒やタバコで死に至る場合があっても、大麻で亡くなったという例はないのです。

それどころか、癌治療にも使われる大麻をまだ『体に悪い』とは言い張れないところまで来ています。


製薬会社も大麻を封印したがる理由

1965年イスラエルの大学教授が、デルタ-1-トランス-テトラカンナビノールという物質を単離する事に成功しました。

それが、大麻の精神作用を誘発する物質であることが確認されたのです。この物質は、従来からある同じ薬効を持つ物質と、構造的に異なった新しい化合物でした。

当時の最新の研究結果を検討した結果、アメリカの保険衛生局は、大麻とその合成類似物は、価値ある治療薬であることが証明されるかもしれないという報告書を1971年に発行しています。

大麻樹脂は、新薬に認定されたので、医薬品として使用ためには、新たにデータを提出する必要が生じました。その過程で、1970年代ファイザー研究所は、THCの100倍の作用を持つTHC誘導体の合成に成功。

この物質は、あまりにも強力すぎて副作用もあったことに加えて、鎮痛剤のマーケットでは、すでにモルヒネが市場を抑えていたため開発を断念することに。

麻薬と違って、大麻には、習慣性がなく、人を眠らせるのではなく、眠気を誘う作用を持っているだけ。

また、麻酔剤のように痛みを無くしてしまうのではなく、鎮痛剤のように痛みを和らげるだけなのです。

この様な穏やかな作用しかない大麻樹脂を医薬品にすることは、製薬会社に取ってメリットのあるものではなかったこと。さらに自生している雑草のような植物を医薬品に指定しても利益にならないという理由から、製薬会社は、大麻樹脂医薬品の開発を続けることを断念したという経緯もあります。

ですが、現在CBDが難治性のてんかん治療薬として今年から発売が開始され、植物の化合物が医薬品として認められ始めた今、以前とは違った対応が必要になって来ており、各国、観光資源にもなるということで、規制緩和や見直しが急ピッチで進められています。

日本でも医療用として大麻化合物が認められる日は、近いと思われますが、厚労省のホームページには、今だに『危険な麻薬』との記載があります。

WHOでは『安全な薬物』として報告がされていますが、この辺の食い違いはいつ改善されるのでしょう。

政府のいいなりではなく自分自身で検討して個々に意見を持ち、自分の判断で体に良いことをするべきでしょう。

コンビニ弁当には異常なほどの添加物が入っており、タバコやお酒もじわじわと体を蝕みます。

さらには、副作用のない天然治療薬が禁止という、理解しがたい状況に従う理由はどこにもないように思うのは私だけではないと思います。

real cannabis magazine

日本でも合法扱いとなっている医療大麻CBD。リラックス作用はもちろん、てんかんの治療、抗がん作用まであるカンナビジオール。 海外での評価は大変高くポピュラーですが、日本での認知はまだまだというのが現状。そのCBDの効果や成分について、海外事情も含め最新ニュースをご紹介していきます。shopリニューアル中。Kanaway CBD製品を購入希望の際はcarine.tamaki@gmail.comまで

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