不安という感情は、私たちを危険から回避させるために重要な役割を果たしています。
ですが、そのコントロールができないと不適応となってしまい、仕事や人間関係に影響を与える可能性があるのです。ストレスを過剰に感じすぎる場合、治療が必要になってきますがCBDにも治療効果があるのです。
今回はCBDが不安障害に効く仕組みについてご紹介します。
不安治療の現状
アメリカ人の、18歳以上4000万人の成人(約18%)に影響を及ぼしていると言われている不安障害。これは日本も同じです。
この治療のために、製薬会社は、ProzacやZoloftのようにセロトニンを摂取できる薬(SSRI)から精神安定剤(ValiumやXanaxなど)を、数多く開発してきました。
これらの薬は多くの患者に有効な効果をもたらしますが、一部の患者には効果が無いという事実もあります。改善があまり見られないまたは、副作用がひどいという状況なのです。
さらに、ValiumやXanaxのような精神安定剤は非常に常用性があります。
明らかに、代替治療が必要な状況なのがわかるでしょう。
近年、CBDは、消費者、臨床医、科学者の間で大きな関心を集めています。
それはなぜか?CBDが多くの副作用を打ち消すという証拠だけでなく、ヒトの実験、臨床調査、疫学的研究から多数の動物研究と蓄積した結果によって、CBDは強力な抗不安特性を持つことが示唆されているからです。
・パニック障害
・強迫性障害(OCD)
・社会恐怖症
・外傷後ストレス障害(PTSD)
・全般性不安障害(GAD)
・軽度から中程度のうつ病
これら全ての症状に有効で、実験ではなく、実際に投与して改善された例ばかりが報告されているのです。
なのに、日本人は知識が無いからという理由だけで使っている人が少なく、医者もまた乏しい知識で診察するためCBDという選択肢を知らず、処方しない医師もいる状況。
なぜ、他国では治療されているのに日本人だけが不安障害で苦しむような状況を続けないといけないのでしょうか?いいえ。そんなことはありませんよね。CBDは日本でも手に入ります。個人の判断で、メカニズムを学び副作用の無い治療を試せば良いだけの話です。
CBDの機能
CBDがどのように機能するかを説明するほとんどの研究は、動物研究に基づいています。
5-HT1Aアゴニスト:5-HT1Aはセロトニン受容体のサブタイプ。
セロトニン系に作用することで、不安・うつ病の治療になります。これは、製薬会社が開発したProzacやZoloftのようなセロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)にもなっているほど。
SSRIは、脳におけるセロトニンの再吸収をブロックさせる作用があり、シナプス間におけるセロトニンの利用を増加します。これは、脳細胞がセロトニンシグナルをより多く伝達するのを助け、不安を軽減し、気分を高めます。
SSRIと同様に、CBDもセロトニン受容体を介したシグナル伝達を増強させます。動物研究では、CBDが5-HT1A伝達を増強し、セロトニンにSSRIより速く影響を与える可能性があることをスペインの研究者が発見。
「CBDの抗うつ作用が速やかに発症し、抗不安作用が同時に起これば、現在の抗鬱剤療法では解決できてない部分の治療も容易になるだろう」とのこと。
海馬神経発生:海馬は主要な脳領域であり、様々な脳機能において重要な役割を果たしています。記憶形成と認知における役割でも有名です。うつ病や不安に苦しむ患者の脳は、海馬部分がとても小さくなっています。うつ病の治療の成功とは、この海馬における新しいニューロン(神経発生)の誕生を促すことなのです。
マウスを用いた動物実験で、CBDの継続投与が、海馬の再生ニューロンの働きを助ける可能性が示唆され、不安やうつ病の治療に有効だということがわかっています。SSRIとCBDの両方が神経発生を促進する可能性があることが研究によって明確になっており、自傷行為も免れられるということなのです。
CBDとSSRIの神経発生への影響を比較する今後の研究は、うつ病の理解の方法とそれを最も効果的に治療するための有望な新しい手段を開いていくことができるでしょう。
CBDが不安障害の治療になる
動物研究を基礎として、CBDがストレスや不安を含む多くの一般的に報告されている不安障害症状を改善することができることを示す結果が数多く発表されています。
ブラジルの研究者は、社会不安に苦しんでいる患者の二重盲検試験を行いました。
CBDを摂取した後、参加者は不安の減少を報告。研究者達は、脳スキャンを実施することで、それが抗不安効果と一致する脳の血流パターンを示していたことを報告しています。
別の研究では、患者に擬似公衆発話テストを実施。参加者は、心拍数や血圧などの客観的な不安指標によって検証を行い、こちらも有意な結果に。
研究者は、CBDは、不安、認知障害、および発語能力の不快感を軽減したが、プラセボを投与したグループの患者は「不安、認知障害、および不快感が高かった」と評価しています。
このような実験結果からわかるように、不安障害が改善されることは明らかです。
私自身もそのような症状が緩和されるのを体感している最中です。
ココロが楽になり、変な緊張もせず毎日明るく過ごせることが嬉しくてたまりません。ストレスもあまり感じず、怒ることも無くなりました。
不眠症なで改善され、生きるのが楽になったと本気で言えます。
この方法を選択するかどうかは、個人の責任で今は規制も無い状態。試すくらいの感覚で合うか合わないか気軽に考えてみるといいかもしれません。副作用もないただの植物成分ですから。
0コメント