『420』は世界各国で大麻合法化運動や、すでに解禁されている国はそのお祝いをする日。
お祭りやパレード、物販からライブまでフェスティバルが行われます。
では、最近新しくできた『710』ナショナル・ダブ・デイとはいったい何の意味があるのでしょうか?
『DAB』といえば、そう!大麻濃縮物を吸引することを表す言葉です。
なぜ『710』がコンセントレートを意味するのか、ご紹介します。
7/10とは?
"710"は、大麻オイルと抽出物・濃縮物の数字です。
番号を逆さまにすると、 "OIL"という文字に見えますよね?!
古くから根付いている4月20日のお祝いとは異なり、7/10は、最近の現象。
2012年に始まったばかりなのです。
7/10カップという催しがカナダのトロントで行われ、様々な種類の大麻濃縮物(コンセントレート、WAX、OILなど)の販売や野外マーケットの出店もあり、会場を盛り上げています。
コロラド州とワシントン州が大麻を合法化したことで、大麻コンセントレートの使用が許可され、オイルやその他の濃縮物を使うことについての可能性が注目されるようになりました。
新たな法規制
州の合法化が始まる前は、この製法に対しての品質保証や安全規制がなかったため、大麻オイルを作ること自体が危険とされていたのです。
コロラド州の合法化以来、濃縮物を作る際に、有害で可燃性のある溶剤を使用することを禁止する法律を制定。
これが生産されるオイルの品質を向上させたのです。
これにより、違法な業者がかさ増しをするために、不純物を混ぜることが無くなり、妥当な値段で合法的に入手できるようになったようです。
DAB・濃縮物への理解
ダビング(Dabbing)は、大麻消費のかなり新しい形。
ですがその人気っぷりは、今や不動のものとなっています。
かなりの高温で熱し、気化した大麻の濃縮物を吸引すると、一度に大量のTHCが体内に取り込まれるため、急を要するような治療効果を求める医療マリファナ患者にとって、とても有益な進化なのです。
まだ多くの人たちが、喫煙器具が高温になることを懸念したり、否定的な意見も多いようですが、すでにこの摂取方法に頼っている患者さんもおり、法規制のおかげで濃縮製剤は製造原料の開示が義務付けられ、安全なものとなっています。
この誤解が解けるまで、少し時間はかかりそうですが、その効果と経済効果から見ても、認知度が高まるにつれDABが主流になることは容易に想像できます。
ドラゴンボールも作れる!
上の写真は、琥珀でもガラス玉でもありません。
使用したのは純度99%のTHC成分だけ。なんと3000gも使って、下記リンク先のラボで作られたもの。
炭化水素から精製される、「The Clear」と呼ばれる濃縮物は、大麻から、カンナビノイドとして知られるその必須化合物以外のすべてを取り除くという、とても慎重な抽出プロセスを用いて作られます。
コイルや、ガラスビーカーを通って、最終的に丸いガラス容器に集められます。
その金の外観だけでもたいへん魅力的ですが、本当の魅力は、テルペンによる香りと風味です。
しかもテルペンは、香りと風味を提供するだけでなく、THCや他のカンナビノイドの効果を増幅させ、より多くの筋肉のストレス軽減に役立つことが実証されています。
しかしながら、通常の抽出プロセスでは、これらの敏感なテルペンの作用を破壊してしまいます。このラボの研究者たちが生み出した特別なプロセスによって、その効果が最大限に引き出され、さらに香りを保つように精製されているのです。
自在に形を変えられる濃縮物を用いて、文字や恐竜、キャラクターを自作したものをSNSにアップして『710』を祝っている人たちも多い様子。
『cannabis concentrates』と検索するといろいろ見られるので、是非おひまなときに楽しんでみてくださいね。
0コメント