CBDで禁煙できる!CBDと依存治療

先月から値上がりしたタバコ。禁煙したい!、なんどもチャレンジしたけどやめられない、とお困りの方もいらっしゃると思います。ニコチンパッチや、禁煙外来が効かなかった方でも大丈夫です。

実は、CBDには依存症の治療薬として有効であるという研究結果が出ており、科学的に証明されています。

さらにタバコよりも強力な依存性があるとされている、ヘロイン、コカイン、アンフェタミン、アルコール、大麻自体まで、全ての依存症に対して効果が見込まれているのです。

今回はその驚きの仕組みをご紹介します。


タバコやアルコール中毒を含む依存症

WHO・世界保健機構が発表している依存症の定義がこちら

自制し続ける能力の欠如、行動の管理、渇望、問題認知力の低下、対人関係における機能障害や情動反応の機能不全。

他の慢性疾患と同様に、依存症は再発と回復のサイクルを伴うことが多い。回復活動への参加や治療をしない場合、依存症は進行、最終的に身体障害または早期に死亡する恐れがある』

喫煙も飲酒も他の薬物依存症と同様の『中毒症状』。いわゆる、自分では制御できなくなった病気の症状の一種なのです。

欲求が満たされた時や、何か達成した時に脳が活性化し、「気持ち良い!!」と快感の信号を与えます。すると、脳にドーパミンが分泌され、快感を感じます。

そのドーパミンを増やすのが、オピオイド・コカイン・アンフェタミン・ニコチン・アルコールと呼ばれている麻薬たち。

つまり、ドーパミンを放出する快感が引き金となり、麻薬中毒や依存症になるのです。

この中毒からくる渇望症状は、海馬に存在する神経伝達物質グルタミン酸の伝達増加によって緩和されることがわかっています。

海馬とは記憶に関わる脳の部位。禁欲後何年経っても渇望症状が続くのは、薬物に関連する記憶を刺激する場所や人物、環境が海馬を刺激して、記憶された情報を呼び起こすからなのです。

これに対してCBDは依存性・陶酔性・副作用もなく、依存者の渇望や不安を軽減する効果があり、1日最大1500mgまで安全に摂取が可能です。


CBDが渇望を抑制!

これまで行われた研究は、ヘロイン依存症に対するCBDの効果に関するものが多く、とても有望な臨床結果が出ています。

CBDの特徴として、最初に投与した時の効果がかなり長続きすることも注目されている理由のうちの一つ。

ヘロイン依存者が3日間連続でCBDを1回だけ投与されました。そしてCBD投与から1時間後、24時間後、7日後に映像的な刺激にさらされ、渇望への傾向を検査。

CBDを摂取した被験者は渇望が低下したのを感じ、その効果は治療してから7日後も続いたのです。

このように1回の投与で、喫煙者が飲酒時や食事の終わりに喫煙したくなるといった、関連付けや記憶の要因によって引き起こる欲求を抑制する効果が、持続することが観察されています。


不安症状も軽減?!

さらに、不安レベルの軽減も指摘されています。

研究者は「オピオイド(鎮痛剤)依存者のネガティブな状態を軽減するCBDの潜在的治癒効果は、渇望の軽減を予測、従って再発行動の可能性を低下させる」ことを強調しているのです。

これは、CBDによる5HT1-Aセロトニン受容体部分的活性化によるものであり、CBDの抗不安・気分高揚効果も、この細胞への作用が関係しています。

過去の臨床試験では、グルタミン酸塩伝達・エンドカンナビノイドのシグナル伝達が、CBD投与後に正常化したことが分かっています。

前述した被験者がCBDを投与されてから7日間も効果が持続したという事実は、「シナプス可塑性における長期的影響」が起こっている可能性を示唆しています。

これは依存者の脳が、長期的に渇望や再発を抑制するよう、脳内シグナルが再配線されるということ!つまり脳内の記憶が書き換えられるのです!!

多くの依存者が抜け出せないと嘆く、禁欲と再発の終わらないサイクルを体験し、それに苦しめられてきた人にとっては、ワクワクするような救いのニュースですよね。


タバコへの欲求もCBDが緩和

ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London, UCL)で行われた臨床試験においては、タバコの喫煙者にCBDを含んだ吸入器を渡すという方法がとられ、こちらも依存症状が軽減されたという結果に。

24人の喫煙者に対して行われたこの実験では、タバコを吸いたいという欲求を感じた時に、いつでも吸入器の使用を許可。

被験者たちは、タバコの喫煙量が40%も少なくなったことが分かりました。

「CBDは欲求サインを軽減するということが分かりました。またCBDは不安を緩和することができ、その作用は『再圧密』と呼ばれる記憶プロセスにも影響している可能性があります。」と研究者は述べています。

再圧密は、喫煙による快感の報酬の記憶が他の喫煙者を見ることで再活性化され、自己抑制機能の破壊が起こりやすくなること。つまり、『もらいタバコ』や『つられて吸いたいと思う』ことがなくなるのです。

米国のロサンゼルスのリハビリセンターでは、ヘロインやコカイン等の薬物依存を治癒する為に、すでに医療目的で使われているそうです。

そういった薬物に対しての中毒症状の軽減効果が確立されているならば、タバコやアルコールにも効かないわけがありませんよね!


大麻依存症もCBDで治療できる?!

CBDは大麻摂取時の刺激による「欲求」や「嗜好」を抑制できることが分かっており、「大麻依存の治療において有望である」と示唆されています。

2012年に行われた、13歳から大麻を吸っていたというブラジルの19歳の患者に対する研究では、カンナビジオールを投与すると、被験者の離脱症状が数日後に緩和されました。さらに、被験者はその後大麻への依存症を断ち切ることができました。

現在、4週間にわたり、大麻使用を抑制するのに最も効果的なCBD投与量を調べるための試験がロンドン大学で実施中。

この試験の後、これが大麻依存の有効的な治療法となるかを究明するための第2段階の臨床試験が行われる予定にもなっています。


CBDは依存者の脳損傷を修復

深刻な依存症は身体を痛めつけますが、その上グルタミン酸塩受容体の過活性化に伴うニューロンの損失から、長期的な神経変性も引き起こします。

CBDは、強力な抗酸化・抗炎症特性を持つため、神経保護剤として、アメリカ連邦政府が特許を取得

CBDのグルタミン酸塩伝達を抑制する能力も、アルコールや薬物関連の神経毒性による脳神経の損傷において有効な効果があると実証されています。

げっ歯類モデルにおいて実施された研究では、CBDはアルコール中毒によって起こる神経変性を軽減することが解明されています。

5%のCBDジェルを経皮投与したところ、神経変性に48%の軽減が見られたのです。

これはCBDの経皮的伝達システムの可能性を実証すると、研究者は提言しています。

大麻草に含まれる化合物が薬物およびアルコール中毒との闘いに役立つという考えは、日々研究によって実証され明らかにされてきています。


より大規模な臨床試験が行われれば、実際にカンナビジオールが物質乱用に関連する禁断症状と再発のサイクルを抑制し、緩和できることがさらに明確になるのは明らかです。

先日厚生労働省の担当者に聞いたお話ですと、日本でもCBDに関する研究はされているとのことでしたので、禁煙やアルコール中毒の治療に、医療用として用いられる日もそう遠くは無いかのかもしれませんね。

real cannabis magazine

日本でも合法扱いとなっている医療大麻CBD。リラックス作用はもちろん、てんかんの治療、抗がん作用まであるカンナビジオール。 海外での評価は大変高くポピュラーですが、日本での認知はまだまだというのが現状。そのCBDの効果や成分について、海外事情も含め最新ニュースをご紹介していきます。shopリニューアル中。Kanaway CBD製品を購入希望の際はcarine.tamaki@gmail.comまで

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