「CBD使ったけど効かなかいよ」という方がたまにいらっしゃいます。
使用目的によっても異なりますが、摂取方法や濃度によって全く効果が得られないこともあるのです。
今日は正しい使い方や、濃度の選び方を研究者の声に基づきまとめてみました。
用途に合った濃度を選ぶ
いろんなバリエーションがあるCBD製品。
フレーバー付きから濃度の違いまで様々です。
どれを選べば良い迷いますよね?
3%と15%の製品では5倍の濃度の差があり、もちろん効きめも濃度に比例します。
15%の製品の1滴が3%の製品の5滴に相当するというわけで、高濃度の製品であれば少量の投与で効きめが感じられるのです。
しっかりとした効果を期待するならCBDの濃度が10%以上の製品がよいでしょう。
CBD製品を選ぶときには必ず「CBDの含有量(mg)」と「濃度(%)」、「純度(%)」を確認しましょう。
摂取方法と効果が出る時間
CBDは一般的に、摂取量・方法、症状によって、作用するまでに数分から数時間かかります。
CBDオイルやリキッドをヴェイプで吸引するのが、効果を表すまでの時間が最短になる方法です。
CBDを舌下から摂取するのが、2番目に早い手段で、数分以内に効果を感じられるでしょう。
皮膚に塗る方法は、ゆっくりで均一な効果をもたらすので、長い時間をかけて肌に塗ったり、継続的な使用が必要になります。
CBDの効果をより早く得るには、空腹時に摂取するのが一番効率が良いのですが、食べ物や飲み物に混ぜた場合は効果を感じるまで1時間ほどかかります。
一人ひとりが違う人間なので、CBDオイルにも異なる反応を示します。どれだけ早く効くか、どれだけ強く作用するか知る唯一の方法は、自分で試してみることです。
副作用は全くないので、どの摂取方法も安全といえるでしょう。
必要なCBD量
対処したい症状によって摂取すべきカンナビジオールの量は違います。
また個人差もあるので、少量で充分な人もいれば、大量に摂取しても全く効果を感じない人もいるので自分で最適な量を調整しながら見つける必要があります。
非常に少量(2〜3mg)からスタートして、少しずつ増やしていくのが最も安全です。
症状が出なくなったら、摂取量の増加を止めて様子を見ましょう。
少量(1〜20mg)の場合、CBDはリラックス効果があり、鎮静させることなく、1日の緊張を和らげてくれます。
より多い量(20mg以上)では、さらにリラックスした感覚になり、眠くなる可能性もあります。
CBDリキッドなどで、ある程度の体感をキャッチしたければ、それなりの濃度と摂取量が必要です。
Vape(ヴェポライザー)で、低濃度リキッドを大量に摂取しCBD量を体内に確保しようとすると、コイルに熱負担がかかってしまうのです。
効きめを強くする
お手元に低濃度のVAPE用のリキッドがある場合、純度の高いCBDの結晶粉末(パウダー)を購入すれば濃度を濃くできます。
やり方は、混ぜるだけ。
市販のリキッドはもともとプロピレングリコール(PG)やVG(植物性グリセリン)にCBD結晶粉末を溶かして作られているのでそれをさらに追加するといった原理です。
10mlのPGに500mgのCBD結晶粉末を溶かせば、濃度5%のCBDリキッドが完成するので、3%のリキッドをお持ちなら8%になりますね。
低濃度のもので全然効かな買った場合にはオススメの方法です。
空腹時に摂取
お酒やタバコ、刺激物を摂取するときと同じです。
体内に消化するべきものがあるときは、障害物があるのと同じこと。
体力が消化を助けるのに使われてしまったり、内臓からの粘膜吸収の妨げになるので効果が薄れてしまいます。
カフェインやエナジードリンク類と一緒にリラックス作用のあるCBDオイルを摂取するのは、それぞれの作用を打ち消してしまうのでNGです。
VAPE喫煙時は肺に留める
ヴェポライザーを使ってCBDを喫煙で摂取したいときには、吸い込んだ煙をできるだけ長く肺の中に留めてから吐き出します。
慣れない方は、最初はむせたりするかもしれません。
でも、タールやニコチンは含まれておりませんし、副作用もなく水蒸気を吸っているだけなので喉が痛くなるなどの心配は全くありません。
そのうちに慣れてたくさん吸っても平気になってきます。
メディカルグレードなど飲むタイプもありますが、飲むタイプと比べ効果時間が短くなるデメリットがあります。
「日本で買えるCBDオイルって効くの?」
日本では規制がかかっているためほとんどが「茎」の部分から抽出された成分しか入っておりません。(以下引用)
・癌治療ためには、花穂から精製された製剤が必要。
・カンナビノイドで癌を治療する必要量を、茎CBDオイルから摂るのは現実的に難しい。
・THCが含まれていることが健康上、役に立つことも多い。
・海外製品には微量ながらTHCが含まれていることがある。
Phytecs社 メディカル・ディレクター、専門医師会認定の神経科医、精神薬理学の研究者であるルッソ博士はこのように述べています。
CBDが最も多く含まれる時期は、受粉前の雌株の花。
茎の役割というのは植物を支えることにあり、花とは役割が違うためCBD含有量も異なり、花穂より劣った材料です。
茎からCBDオイルを精製する際は、花穂に比べて大量に濃縮する必要があります。
その際に苦味成分なども一緒に濃縮されてしまうのです。
また茎由来のCBDオイルは産業用ヘンプからできており、それを育てる農地では、医薬品用のカンナビスを育てる場合には禁止されている殺虫剤や化学物質が使用されている可能性もあるので、日本製の場合は表示ラベルを良く確認することが必要です。
こういったちゃんとした理由から、日本製を試して効かなかった方には諦めずに海外製品にトライして様子を見て欲しいと思います。
うつ病の場合の摂取量
前代病のうちの一つとされ、診断が一番多いのがうつ病。
医師の診断は特に受けていないが、自分でそう思うといった方も多いように思くいらっしゃるでしょう。
そんな症状には、高濃度のオイルなら舌下に5滴。
VAPEリキッドなら15%以上のものを3回吸えば気分が軽くなってリラックスできます。
抗鬱剤による眠気に似た副作用などは一切ありません。
ブラジルでは、社会不安障害に苦しむ患者たちに対し試験を実施。
その結果、CBDを使った患者の不安症状が、大きく減少していることが証明されています。
「用法用量を理解して、少量から摂取すること」と、どのサイトにも書いてありますが、副作用はないのです。
安心していろいろ試して効果のある製品を見つけてみてください。
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