G10の中では日本以外9カ国が医療や嗜好品としての大麻使用を合法化しているのに対し、遅れをとってしまっているのが現状となっている日本。
ここまでくるとただの意地っ張りにも見えてしまいますが、何か理由があるのでしょうか。合法的に入手できる類似成分や、CBDについて成分や効能をまとめてみます。
大麻合法化
ジャスティン・トルドー首相は、今夏までに大麻を合法化する公約を掲げていました。
2012年、ワシントン州の住民投票で使用が合法化されたのを皮切りに、2014年1月にはコロラド州で娯楽目的の大麻使用が解禁されるなど、その動きは全米に広がりつつあります。
米国で酒類の売り上げが減少していますがその背景には、医療用大麻法を合法化する州の増加があるのかもしれませんね。
CBDの臨床試験
ラファエル・メコーラムがてんかん研究チームを発足。
てんかん、不安障害、自閉症スペクトラム障害、精神病と統合失調症、依存症、パーキンソン病への効果を実証。
CBD 製品を用いた多数のの臨床試験 で、てんかんへの効果的な治療としての臨床結果が実証されています。
専門家はさらに、ヘンプは他の一部のサプリメントにあるような、「神経を興奮させて元気になったように錯覚する」ような作用ではなく、「ちゃんと体に健康的に作用し、健全に元気になれる」と述べ、WHOもその報告書で、「効果が切れると逆にけだるさや疲労感がくることもない、今までに無かったサプリメントである。」と発表しています。
大規模臨床試験が行われ、深刻なてんかん発作の発生頻度を39%低下させることができたとする研究論文が、米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(New England Journal of Medicine)」で発表されました。
CBDと不安障害
CBDによる5TH1aセロトニン受容体との相互作用、および記憶、感情、自律神経系に関わる部位である海馬におけるニューロン新生を刺激するのです。
脳スキャンでは、不安感につながる脳の領域における血流の変化が明らかになっています。
CBDはセロトニン受容体に作用し、抗うつ剤や抗不安薬に似たような作用構造を持つのです。
CBDを摂取することで、内向的な性格で人見知りをしていたのに、人との会話がスムーズになったり、知らない人の中に入っても緊張しないことを実感できます。
対人関係における不安がCBDオイルの効果で軽減できるという人が多くいることも事実です。
脳のCB1受容体という部分があるのですが、この部分は協調運動や疼痛、感情や精神的な気分、考え方、記憶、食欲などにかかわっています。ここに働きかけます。
社会不安障害の治療などにも使用されていて患者が持つ強い不安を軽減することが可能です。
研究結果
各国で数々の研究結果が報告されています。
ブラジルのサンパウロ大学によって、社会不安症の患者に対し、公共でのスピーチテスト法によるCBDの効果が研究されました。
研究により統合失調症に対する非定型抗精神病薬としての効果があることが示されています。
また、2007年11月に公表された研究報告では、乳癌の悪性癌細胞を減らし、浸襲性を軽減することが明らかになりました。
CBDは精神疾患全般に効果があるとされ、うつ病や社会不安障害に効く、てんかんの発作や神経痛を抑える効果があるのです。
それだけの効果があるにもかかわらず、CBDを投与した例でも、副作用は見られなかったことが報告されています。
CBDには、神経保護作用、抗炎症反応などが認められています。(以下引用)
・抗不安、抗炎症、制吐、神経保護特性がある。
・低用量においても抗酸化作用、抗炎症作用がある。
・神経保護性抗酸化物質としてビタミンCおよびEより有効であり、ニキビなどの皮膚状態を改善することができる。
・心拍数、血圧、体温などに影響を与えない。
・心理的および精神運動機能に悪影響を及ぼさない。
・慢性的な使用および1日当たり1500mgまでの高用量は、耐容性が良好。(副作用などを感じることがない。)
本当に万病に効く特効薬ですね。
これが自然の治癒力のすごさです。
CBDは合法
CBDオイルやリキッドの所持、使用は合法です。
CBDオイルにはTHCが一切含まれていないか、万が一含まれていた場合でも、0.2%以下と決められています。
麻薬取締局(DEA)は「大麻抽出物に関する新薬物法の制定」とする新法を発表しました。
海外では、CBD以外に医療大麻の使用が認められる中、今までの犯罪履歴を抹消するという働きも出てきているそうです。
サンフランシスコの地方検事局は、1975年まで遡ってマリファナに関する犯罪歴を抹消する方針を明らかにしました。
CBDで治る症状
CBDオイルによって達成された奇跡のような結果をご紹介します。
CBDオイルを使用したおかげで前立腺癌が消えた。
CBDの場合、安全で有用な他の成分との総合的な作用により、副作用は無く、正常な状態に近づけることが可能なのです。
CBDは、人体内で最も重要な調節系の一つであると考えられている内因性カンナビノイド系に作用することで、多くの有益な薬効を示すことが知られています。
日本でも僅かながら、医療機関で処方する先生もいらっしゃいますが、副作用がないものなので、自分好みのフレーバーや濃度を試しながらお気に入りのブランドを探してみては?
0コメント