北朝鮮で2人に1人が利用!「大麻サウナ」が大人気 その本質と勘違い?!

北朝鮮で人気の「大麻サウナ」
日本人は、大麻というだけで「大丈夫なの?」という発想になるような教育をされてきたため、倦厭する人と興味津々な人に意見が分かれるはず。
そこで今回は、勘違いを改めるべく大麻サウナの効能について正しくお伝えしたいと思います!

北朝鮮の情報を伝える『デイリーNK』によれば、平壌の中心部→東大院(トンデウォン)区域・東新三洞(トンシンサムドン)に、ヘンプの茎や皮で作った糸や布などを使ったサウナが登場。

汗蒸幕(ハンジュンマク)」とは、麻でできた布をかぶり温度の高いドームに入る、約600年の伝統を誇る韓国式伝統サウナです。
血行を良くし体内の老廃物を汗と一緒に排出するため、美容と健康にもってこいとされています。



基本の汗蒸幕

松の木を燃やして薬石と黄土を積み上げたドーム内を90~150度の熱さに保ち、発散される遠赤外線によって新陳代謝を促します。

入浴やあかすり、オイルトリートメントもセット料金になっていて、一般の銭湯に比べ、薬草風呂やイベント風呂などお風呂の種類が多く心身ともにリラックスできるのも魅力です。

 

仕組み

松の木を燃やし、ドーム室内を高温にすることで発生する遠赤外線の効果で、体を芯から温めます。

遠赤外線が肩こり腰痛神経痛などの症状を和らげるほか、体内の老廃物が汗とともに排出され血液循環がよくなり、新陳代謝が活発になるので、婦人病予防美肌肩凝りなどにも効果があるといわれています。

汗蒸幕は体を洗った後、狭い入り口から熱さよけの麻布を頭からかぶって入り、出たり入ったりを何度か繰り返すもので、中は約100度とかなりの高温!

入り口付近は比較的低めで奥の方が高めの温度になっているので、体調や熱さに合わせて座る場所を決めるようですよ。

麻の布を使う理由


抗菌性消臭性紫外線防止に優れ、さらに無農薬で育つ地球環境に優しい植物だから安心。

●微細な穴が無数にある多項構造を持つことから、吸水性速乾性、さらに調湿性に優れている。

●リネンなどよりシャリ感があり、肌触りが涼しい。

●引張り強度は綿の8倍、耐久性で4倍の強度がある。

この事から、熱が外に逃げにくく普通のタオルを巻くよりもサウナとしての効果を得やすくなるということで、体の芯から温める韓国伝統の美容健康法なのです。



なにもTHC(大麻のハイになる成分)を活かしているわけではないので日本人でも安心して利用できますね。

もちろん大麻を使った布などは日本でも売られています。

北朝鮮の大麻への意識

実は、北朝鮮には大麻を取り締まる法律はありません。
80年代には、調理用の麻油をとるために、大量に栽培されていたこともあるため今でも自生していて、自分で詰めて乾かして吸っている人も!

大麻サウナはキマル?

体内に大麻を摂取するわけではなく、たんに麻布の特性を利用し、体に巻くだけなのでキマることはないでしょう。

こちらの記事によると、「CBD高めのフルスペクトラムサウナ」というのが高樹沙耶さんの見解。

「主な客は、病院で治療を受けても薬を飲んでも治らないという慢性病患者だが、健康な人でも一度行けばやめられなくなる」そうですが、こういった大麻サウナの効果はヘンプのCBD成分によるものなので、日本でも合法になるのです。

CBDの中でも、特に純度の高いものを摂取した時にボーっとする感覚がありますが、コレと同じ効果がこのサウナでは得られるのではないかという意見も!



日本でも大麻を合法化して『大麻温泉』とかできたら、湯治効果も上がって世界中から観光客が押し寄せるほどの経済効果がありそうという話には、カナリ同感しました。




1回の利用料金は、サービス内容に応じて1回5000北朝鮮ウォン(約65円)から2万北朝鮮ウォン(約260円)。

サウナ内には、一度に4~5人が入れて、15分から45分程度利用できます。



大麻サウナの評判は上々で、平壌市内の他の地域でも大麻サウナが盛業中とのこと。
その代表格が、船橋区域の永済洞(ヨンジェドン)にある平壌大麻紡績工場の裏門にあるサウナで、「大麻ハンジュン療法」というのを前面に出して営業しているそうです。

実はこの工場、元々は北朝鮮の民族経済協力連合会傘下のセビョル総会社と、韓国の安東大麻紡績が出資した南北初の合弁会社が運営していたもの。

安東大麻紡績のキム・ジョンテ会長は2002年、民族経済協力連合会から「平壌で大麻を使った繊維工場をやらないか」と提案を受けたようです。
その約6年後に完成しましたが、その間に韓国では、消極的な李明博政権になっていたそうで、竣工式に参加する予定だった自由韓国党の議員に対して、北朝鮮が入国不許可に。

技術者の訪朝が認められなくなり、2010年の韓国政府の対北朝鮮独自制裁「5.24措置」で、南北共同の運営は中断。

しかし、この工場は現在「活発に稼働している」とのことで、安東大麻紡績が導入した設備が活用され、北朝鮮が独自の技術で大麻加工品を開発、生産しているといいます。

安東大麻紡績のキム・ジョンテ会長はデイリーNKの電話取材に
「一部の設備が依然稼働していることは知っている」
「投資をした立場で、設備が停まっていることほど胸の痛いことはないが、工場が稼働し北朝鮮の労働者が働き、経済に役立っているとするならば、とてもいいことだと考える」と答えています。



サウナも大麻自体もタバコやお酒よりはるかに健康的で安全な嗜好品ですし、より効果的なリラックス方法なのですが、これに関しては、北朝鮮よりも遅れている考え方のままなのが残念ですね。

real cannabis magazine

日本でも合法扱いとなっている医療大麻CBD。リラックス作用はもちろん、てんかんの治療、抗がん作用まであるカンナビジオール。 海外での評価は大変高くポピュラーですが、日本での認知はまだまだというのが現状。そのCBDの効果や成分について、海外事情も含め最新ニュースをご紹介していきます。shopリニューアル中。Kanaway CBD製品を購入希望の際はcarine.tamaki@gmail.comまで

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