医師、科学者、そして議員までもが、医療用マリファナが提供するメリットが増え続けているのを目の当たりにし、アメリカでは連邦レベルでの合法化の可能性も高まっています。
医療用マリファナ、特にカンナビジオール(CBD)は、かつては治療不可能と考えられていた多くの疾患治療に使用できるということで大注目されています。
糖尿病からニコチン依存症、線維筋痛症、不安症や統合失調症まで、CBDは21世紀の不思議な薬とまで言われています。
そのCBDをもっと手軽に摂取できる様にと新製品が開発され、話題になっている様子。
今日はCBD stripについて詳しくご紹介します。
CBDストリップとは
この製品の先駆けとなったのは、実は以前流行ったブレスストリップなのです。
ブレスストリップとCBDストリップは、どちらもいくつかの成分が注入されている食用の「紙」という点で同じもの。
ブレスストリップの場合は、メントール、ユーカリなど息をスッキリさせる成分が含まれていましたよね?
CBDストリップの場合は、CBDがたっぷり含まれています。
その食用の「紙」自体は水溶性なので、口の中の唾液と接触すると素早く溶解してくれます。
消化する必要もないため、胃に負担はありませんが、食用と同じ様に効果が出るまでに少し時間はかかります。
それでも、こんなに手軽な方法が今まであったでしょうか?!
CBDストリップを使用する理由
疾患のある人の中には、気化吸引や食べることさえ難しい人もいます。
また、公共の場だとVAPEの使用が難しいケースや、喫煙できない場合もこれなら安心して摂取できるというわけです。
CBDストリップはいつでもどこでも目立たず摂取できる新しい方法なのです。
だからこそ、多くの医療用マリファナユーザーは、痛みを軽減したり、不安な感情をコントロールしたり、その他の症状を管理するための解決策として、溶解性CBDストリップを選択しています。
CBDストリップの体内吸収率
CBDストリップは体内の臓器システムを迂回して、直接血流に成分を届けてくれます。
体内に吸収されるプロセスが最も似ているのは、肺から直接吸収されるCBDリキッドでしょう。
でも、どうしてCBDストリップは食用やオイルと違うのでしょうか?
CBDオイルや食用のCBDを飲み込んだ場合、それらが血流に吸収される前に胃酸がカンナビノイドを分解しなければなりません。
吸収された後も、血流に入って脳に運ばれる前に、肝臓を通過する必要があります。
そして、消化器系の長い旅は、CBDの潜在的な能力の一部を取り除いてしまい、効果が出るまでに時間もかかります。
そのため即効性のある、リキッドやストリップが好まれるというわけです。
マイクロカプセル化でCBDストリップを開発!
「マイクロカプセル化」という用語は、物質をマイクロカプセルに入れることを意味します。
ストリップの場合は、CBD抽出物をマイクロカプセルに入れています。
マイクロカプセルの利点は、非常に小さい血管に入り込めるであるということ。
この技術は、ブレスストリップやCBDストリップに使用される前は、がん治療などの治療薬の輸送、投与、ターゲティングに主に使用されていたものです。
この技術が応用されてさらに手軽に使える様になったCBD。
今後も新製品やCBDをどの様に応用できるのか、展開から目が離せません!!
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