例えば、オピオイドの中毒性と副作用はみなさんご存知の事実として深刻な問題です。
2016年にはアメリカだけでも1日当たり100人以上が死亡しています。ヨーロッパではこの薬の処方が規制されていますが、実際に西ヨーロッパの、オピオイド処方率はアメリカと同様とのこと。
強力な麻薬成分は効き目に即効性があるものの、その代償としてカラダが受ける負担は計り知れません。ではなぜそのような薬を使い続けてしまうのでしょうか?
それはもちろん中毒になってしまい辞められないからです。
以前の医療学ではそのような治療方法しか手段がなかったのですが、今では合法大麻成分のCBDで代用できるのです!
今日は、今すぐCBDに取り替えることができる抗生物質をまとめました。
大麻で助かる
まだEU諸国の中には、鎮痛剤としてコデインの店頭販売を許可している国があります。
ヘロインほど危険ではありませんが、コデインは肝臓でモルヒネに変わり、高用量になるともちろん有毒となってしまいます。
ヨーロッパのオピオイド問題は主にヘロインに限られていますが、処方鎮痛剤が問題となる兆候があります。 ドイツはヨーロッパで最もオピオイドを消費している国となっているからです。
Drug and Alcohol Reviewの最近の研究によると、大麻は薬物中毒治療の選択肢として効果的ということ。
実際に473人の医療大麻患者を対象とした調査で、80.3%が処方薬の代わりに大麻を使用していることがわかりました。
大麻は、特に40歳未満の患者の間で、アルコールやその他の違法物質の一般的な代替品ともなっているそうです。
CBDに変更すべき4つの処方薬
1.鎮痛剤
Hydrocodone、Tramadol、Oxycodoneなどの処方鎮痛剤は、アメリカで最も使用されている鎮痛剤です。 最近の研究結果では、副作用の危険性なしに疼痛の治療にCBDが効果的に使用できることが示唆されています。
CBDは体内の特定の受容体に付着し、身体の特定部分に対して効果を発揮し痛みを軽減するため、慢性的な痛みの治療に非常に役立っているのです。
海外ではすでに、医師がCBDを処方するケースの方が増えています。
2.抗不安薬
不安障害は多くの人にとって日常生活をも困難にします。
このため、不安に苦しんでいる人の殆どは処方薬を使用しているでしょう(私もそうでした)。
抗生物質で症状を抑えるのは簡単です。でもXanaxやValiumのような処方薬は、認知機能低下、自殺観念、過剰な眠気、中毒という危険な副作用を安易に引き起こします。
だからこそ副作用のないCBDが画期的な治療薬と言われているのです。
すでにアメリカやカナダでは、多くの不安症患者の症状を効果的に改善できているのです。
マリファナを大量消費した後、不安感が高まる人もいますが(特にTHCが高い株を大量に消費した場合)、そのあとにCBDを少量摂取することで不安傾向を大幅に減少できる効果があります。
THCの他に、大麻植物には体の機能に非常に役立つカンナビノイドも多く含まれています。 そのでもCBDは、不安を含む多くの症状を緩和することが研究によって解明されているのです。
3.抗うつ薬
内在性カンナビノイドは、大麻に含まれる植物性カンナビノイドと同じ受容体と結合する、体内で天然に生成されている化学物質です。
慢性的なストレスが内在性カンナビノイド産生の減少を引き起こす可能性があることが研究により示されており、それが悲しみやうつ病の過度な感情が起きる一因となっています。
興味深いことに、科学者は、大麻を使用していないうつ病患者を対象にした実験で、大麻治療でカンナビノイドを補うことで気分を安定させうつ症状を緩和できることを発見しました。
いくつかの臨床研究でも、CBDが海馬の成長を刺激し、それによって新しいニューロンの生成を引き起こすことができるという結果が報告されています。
神経発生としても知られるこの状態は、不安やうつ病の症状を軽減するための強力な治療方法になります。
4.睡眠補助薬
大麻は、睡眠補助剤としてよく使用されています。
睡眠薬のように、めまいやふらつきの副作用は全くなく、長時間よく眠らせてくれます。
何よりも、睡眠に大麻を使用すると、頭痛、便秘、胃痛、昼間の眠気、痙攣や、睡眠薬の過剰摂取の危険性などといった、睡眠薬や睡眠導入剤のとても危険な副作用からカラダを保護するのに役立ちます。
睡眠のために大麻を使用したいなら、THCで「ハイ」になるのではなく、CBDで心身ともにリラックスするべきという考えが今アメリカでも主流となっています。
重度の睡眠障害があり、朝にならないと寝付けず、平均1時間半しか継続して眠れなかった私が6時間も眠れるようになり、ふらつきも嫌悪感も全くないのですから、これは本当に効果があると自信を持ってお伝えできます。
今回ご紹介した処方箋の効果、CBDの睡眠、鎮痛、抗不安・うつ症状に関して以前詳しく書いたブログ記事のリンクも貼っておきましたので、あわせてご覧いただくとより理解を深めていただけると思います。
抗生物質の副作用でカラダを痛めつける時代はもう終わっています。
カラダが求めているのは、新しく発見され、しかも実証済みの効果⇨体内に元からあるカンナビノイドを植物性のカンナビノイドが補ってくれるという、シンプルで自然な治療手段なはず。
大麻成分と聞いて白い目で見られるかもしれませんが、その効果にきっと驚くでしょう。
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