CBDリキッドやオイルを使ったマッサージが、今海外の各地で新メニューとして登場しています。特にこの2年間で、健康、美容、セルフケア業界にその波が広がっているようです。マッサージセラピストは、CBDの癒しの特性を利用しているのです。
今回は、そのCBDマッサージのメリットについてまとめてみます。
みなさんマッサージにどんな効果を求めますか?
リラックスして元気を取り戻し、そして至福のひとときを過ごせるという効果がありますよね。そこに、CBDを少し加えるだけで、まったく新しいレベルのリラックス感が体感できるのです!
もちろん健康上のメリットもありますので、その点を詳しくみてみましょう。
抗炎症作用
このブログ内でも何度かご紹介している通り、CBDには抗炎症作用があります。
これは単なる噂ではなく、科学的に実証されている効果です。
カンナビジオールなどのマリファナに含まれる活性カンナビノイドには、関節や筋肉に対しての抗炎症作用がありマッサージオイルなどにCBDを加えることで、筋肉痛や関節の痛みを和らげることができます。
米国立衛生研究所のウェブサイトの記載によると、身体の内在性カンナビノイドシステムは、「痛みや炎症の調整を含む恒常性と生理機能」で大きな役割を果たしています。
CBDはこの体内に元からあるカンナビノイドシステムに結合して、その働きを補助してくれます。
CBDを使用したマッサージ中に、筋肉の炎症を軽減することで、よりリラックスでき体の痛みも緩和できます。
痛みの軽減
マッサージは筋肉のゆがみを滑らかにし、緊張をほぐすことで痛みを軽減するという効果があります。 CBDをプラスするとこういった作用を補うことができます。
カリフォルニアでCBDマッサージを提供するサービスを運営しているMediCannの創設者、Jean TalleyrandのMASSAGE Magazineのインタビューによると、CBDは内在性カンナビノイドシステムを使用して痛みを抑制することができるといいます。
「このシステムは、CB1とCB2と呼ばれる2つの受容体から成ります。受容体は人体の皮膚を含むあらゆる臓器内の、神経細胞と免疫細胞の中に存在しています。」
フィラデルフィアの、マッサージ療法士でSix Fishes Healing ArtsのオーナーであるCara Frankも、様々な痛みに関連した症状を持つ患者にCBDマッサージを行っています。フランクによると、このマッサージを受けにくるクライアントの多くは主に、激しい筋肉のけいれん、線維筋痛症、片頭痛に苦しんでいますが、マッサージの効果だけで改善されているといいます。
抗不安作用
CBDをマッサージオイルに混ぜて使用するだけで、いつもより神経をリラックスさせることができ、安心感が得られます。
Health Lineの記事によると、CBDはセロトニン(幸福感を助長する神経伝達物質)に関連するCB1脳受容体に作用すると考えられています。
国立薬物乱用研究所による研究によると、動物に使用した実験でCBDがストレス軽減効果を発揮しています。そして、Journal of Psychopharmacologyに掲載された研究結果でも、CBDを与えられたヒトは、社会不安レベルを改善しているのです。
Cara Frankによると、CBDマッサージは彼女のクライアントの怒りや不安といった問題も緩和してくれているといいます。
そのクライアントの1人は、学校でADHD問題を抱えている子供なのだそうです。
「彼は学校でたくさんの怒りとフラストレーションを抱えていました。最初はハーブで治療していましたがそのメリットには限界がありました。彼の母親とCBDを導入する利点について議論し、使用後は特に症状が改善され、その年の末には友達を作れるまでになりました。」
このように疼痛、炎症、不安に作用するというCBDの研究結果はかなり有望なもので、これをマッサージ療法に応用した結果、すばらしい効果をもたらしているのです。
CBDマッサージを試したことがなければ、ぜひ試してみる価値はあります。
わざわざエステに行く必要もなく、手持ちのCBDオイルやリキッドをボディローションやマッサージオイルに混ぜて使用するだけで良いのです!
手軽に試せる新しいセルフケア方法で、疲れたココロとカラダを癒してあげましょう♫
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