大麻消費の規制が変わるにつれ、市場で供給される品種も変わってきている様子。
THCばかりではなく、CBDも人気な成分となった今、大麻の人気品種も変化してきています。今まで開発されていなかった、精神作用の少ないCBDを多く含む品種が好む人もどんどん増えているようです。
今回は、ネット上での検索履歴データの統計を基に、CBDの人気品種をご紹介します。
Indica Remedy
今や大変多くのCBD品種が出回っていて、その種類は増える一方です。
こちらはCannatonicとAfghan Skunkの掛け合わせ。高CBDで精神活性効果をほとんど引き起こしません。THCが1%未満の微量であるのに対し、CBDレベルは15%。
水晶トリコームの鞘の下に黄色い芽があり、レモンと松系の香りがします。
Remedyの甘い花のような香りを吸い込むと、穏やかな気持ちに。
発作、痛み、自閉症、炎症や不安障害を副作用なく治療するなら、この品種の摂取が一番良い方法とまで言われているほどです。
栽培時は、開花するまでに、屋内で6〜8週間かかります。
The Wife
この1年間で検索率が急上昇したCBD品種。
CBD:THC比率、20:1のハイブリッド種になります。
新鮮なチェリーといった風味で、精神作用はなくカラダのリラックス効果のみをもたらすという、CBD本来の役割を忠実に提供してくれます。
吐き気、慢性疼痛、偏頭痛、薬の副作用など、様々な身体的疾患を抑制。
ただ、こちらの品種はまさに最近人気になったばかりということで、手に入りにくいのも事実。
購入時はディスペンサリーやデリバリー業者へ事前に問い合わせた方が確実だそう。
下記リンク先でも使用レビューが見られます。
Dancehall
最近よくSNSで見かけるようになった、くりくりしている品種。かわいいですよね。
ダンスホールは、Juanita La Lagrimosa(メキシコ - アフガニスタン - スペインのハイブリッド)とKalijah(Blue Heaven)という品種を60:40で掛け合わせた、Sativa品種。
名前の由来は、お祝いの時に演奏されるスタイルのレゲエからきているんですって。
1:1のCBD:THC比のサティバ的なハイブリッドで、リラックスしながらも爽快で元気な気分になります。
ワシントンで多く取り扱われ、Evergreen州で、2018年に開催されたBest CB CartridgeのSun Cup優勝者:Puffin FarmのDancehallが最高品質だといわれています。
その特徴的でとっても可愛い花はとってもカラフル。
成熟するとトリコームの下でくるくるになります。 割れた芽の香りが甘いのも人気の秘密です。
Nordle
こちらもここ一年で急激に関心が高まった品種。
アフガニスタンとスカンクの組み合わせで、高CBDのIndica種。
THC濃度と同じ高濃度のCBDを含むNordleは、痛みや筋肉の痙攣を緩和させて改善するという効果をもたらします。
8〜10週間で花を咲かせるNordleは、フルーティーな香りと濃密なハーブの香りを持ち、円錐形の芽をしています。
CBD Shark
CBD:THC比が1:1とこちらも非常にバランスの取れた品種。
効果としては疼痛、不安、炎症を改善するIndica優性のハイブリッド種です。
この比率の種類は、他のCBD品種と比べて多少’’ハイ’’になりますが、かなり均一な精神状態が保たれるので、恍惚とした感じにはならないという珍しい特性を持っています。
過去1年間で、この種の使用率と関心は2.7倍に!
市場だと、CBD Sharkは濃縮物(コンセントレート、WAXなど)の形で売られていることが多いようです。
ACDC
ACDCは、高CBDの大麻株。
そのTHC:CBD比が1:20であることから、精神作用を全く引き起こさないことで人気。
ACDCのCBD含有率は19%と高く、多くの患者さんが痛み、不安、てんかん、多発性硬化症、抗生物質の副作用を治療するために使用。
医師が処方するのもこちらの品種がほとんどです。
使用レビューには、家族全員を亡くしてしまってから、重度のパニック障害が続いていた患者さんも、このCBD株のおかげで心が穏やかになり、2度と不安になることは無いというコメントまであります。
また、花や草木のような香りがして、即時にリラクゼーションでき、幸福感や優しさをもたらしてくれます。
かなりの高評価で、レビューも一番多く、売り上げも去年に比べて約2倍になっていることがその人気を物語っていますね。
MediHaze
MediHaze(またはCBD Medi Haze)も、CBDが豊富な品種。
スーパーシルバーヘイズ、ネヴィル、といくつかのCBDを多く含む品種の掛け合わせによって生まれた、Sativa種のハイブリット。
THCとCBDの比率は通常1:1ですが、一部の種子からはCBDが2倍になるものも開発されています。
THCとCBDの相乗効果で、痛み、炎症、不安など様々な症状の軽減をもたらし、
パイン、ミント、スパイスの香りのおかげで、とてもすっきりとしたクリアな気分に。
(出典:Leafly)
CBDを多く含む品種は、この数年の間にかなりの数会月されています。もちろん今回ご紹介した以外にも人気の品種はありますが、レビューの数が500を超えているものもあり、認知度の低い日本とは全く違う文化になっていることを痛感しました。
医療分野の部分では、完全に遅れてしまっています。
海外で、重度のパニック障害や神経痛を持つ患者さんが、CBDのおかげで本当に助けられている事実をもっと知って欲しいと切に願います。
大麻の写真を見て『かわいいな』と思ったものを調べてみるのも楽しい♬ので、どんな角度からでも、興味を持ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
0コメント