同僚や友達と、一緒にいるとそのあとすごく疲れてしまう。やる気を削がれたり、いるだけで疲れてしまう人っていますよね。
本人には全く自覚がなくても、知らず知らずのうちに相手をぐったりさせてしまう人もいます。「一緒にいて楽しい人」なら、人間関係のストレスもなく、支え合って良い関係が築けるのに。
もしかしたら自分もストレスがたまっているときは、同じような対応をしてしまっているかも・・・。
今回は、お互いに「疲れる人」にならないための予防策もお伝えしていきます。
疲れる人と接するときの注意点
「セカンドハンド・ストレス」という言葉があります。
これは疲れる人の感情は、空気感染するということ。相手がイライラしてたり、嫌味を言ったり、負の感情を持っていると、接している人も同じように疲れて、つい人に当たったりして人間関係が悪い方向へむいてしまうのです。
ひどい状態になると、その人が部屋に入ってきただけで「気が重くなる」(私も以前そうでした)というような条件反射を引き起こしてしまうことも。
感染しないように、相手の「負の部分」は受け付けないこと、できるだけ避けることが必要です。
本音を話しすぎない
自己開示しすぎたり、本音を話しすぎたりすると「疲れる人」はあれこれ絡んできて問題が膨らむ原因になります。悪口や愚痴は控えめに。
相手につられてしまうと、一緒に負の空気を振りまくことになりかねません。
プライベートな話題は避けて、当たり障りのない話でのりきるべき。
また、相手の口癖や思考癖を見極めて、「疲れる人?」と察知した時点で、のみこまれないように気をつけましょう。
疲れる発言は基本的に根拠のないものが多いもの。雰囲気にのまれず、冷静になってストレスになる部分はココロでスルーして、自分の感情を守ること。
攻撃的な相手には、何を言われても「私はこれでいい」と自己肯定感を持って平然としていることが大事なのです。そんな’’免疫力’’がつけば、相手がどんなに疲れる人でも平気ですよ。
先手を打つ
ネガティブな相手には、先手を打ってこちらから笑顔で面白いな話をしましょう。
話がくどくなりそうな人には、最初に「今、急いでて」などと言うのです。
ミスをついてきそうな人には、事前に「これでいいですか?」と確認するなど。
相手の性質をわかった上で、「どう言ってくるか」を先取りして考えると、対処法もわかってきますよね。自分のココロの平穏は自分で守らなければならないのです。
表面的なやりとりで切り返す
「疲れる人」の一言一言を「そうですよね」とまともに受け止めたり、反論したりしていると、余計面倒なことになっていきます。そこまで、「いい人」にならなくても大丈夫。
「この人疲れる」と思って時点で、表面的なやりとりに徹しましょう。
まずは、笑顔でスルーすること。いい切り返しが思いつかなかったら、とりあえず笑顔で聞いてるフリをして流すのがいちばん!とくに気分屋の人や偉そうな人には、深刻にならず、笑顔で当たり障りのない返事をしていれば良いのです。
「そうですか」などと気の無い返事をしていると、話も途切れがちになってきます。そのときは、話をさりげなく締めたり、切り替えたりするチャンス。
相手がわざと傷つけてくるようなときは「それは傷つきますね」とやんわり否定しちゃいましょう。
疲れる発言のストップのかけ方
セクハラ発言には「もういいですよ(笑)」、「ご冗談を」、「はいはい」と。
色々と詮索してくる人には「〇〇さんはどうなんですか?」
マイナス思考の発言を繰り返す人にも「何言ってるんですか(笑)」
これ以上話に付き合いたくないと思ったときは「さぁ、どうでしょうね」
相手の発言に対して、ツッこみを入れる感じ。ただし、冷たく聞こえることもあるので、笑顔でツッこむこと!
そこで、続けて「ところで今日は・・・」と別の話題に移るのがコツですよ。「嫌だ」というやんわりとした意思表示にもなりますしね。
いくら「疲れる人」でも相手の立場か自分よりも上だった場合は、無視や邪険にできないものです。でも、自分のココロやペースを乱されそうなときは、切り返し方が重要。
受け答えで相手の態度も変わってきます。
今回ご紹介したルールを使い、CBDでリラックスしながら自分を守って対応しましょう。
「すべてを受け止めない」と決めることで、ココロがぐんと軽くなりますよ。
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